増田整骨鍼灸院

創業60年の老舗整骨院

オーバーユースの子供の足アーチが無い問題

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オーバーユース症候群の足アーチ問題

 

こんにちは、三代目院長の増田博之です。

 

いつも、ブログへの訪問ありがとうございます。

 

「オーバーユース症候群の足のアーチが無い問題」について、お話してみたいと思います。

 

オーバーユース症候群の足の疾患で代表的といえば

 

疲労骨折、アキレス腱炎、シンスプリント、ジャンパー膝、オスグッド、外脛骨、シーバー(セーバー)病、衝突性外骨腫などがあります。 

 

どれも衝撃や伸縮性に耐えられず、痛みは組織の破断を起こしてしまいます。

つまり、「衝撃吸収出来ないアーチ」に問題があります。

 

疾患別で分ける意味なんて、本来無いんです。

 

足のアーチは、衝撃吸収とバネを作ることにあります。

 

それが、「消失または異常に骨のアーチが高い」場合があります。 

 

アーチ低下の原因は?

 

ずばり、「赤ちゃん時代の足の母指球の使用頻度の低さ」にあります。


最近では、早期教育により、早期立位や早期座位などが多く推奨されています。

これでは、足の機能が十分に発達することはありません。


「足の靴下」を履かせたりする親も多いですね?

「インソール」の入ったカッコイイ靴を履いていますよね?


子供に親指や足指を使う機会ありますか?

 

幼児期に、床との関係性を学ぶことによって

 

しっかりとした「足のアーチ」が形成されます

 

裸足教育はそれをサポートするものです(安易に裸足が良い訳じゃない)

 

では、「オーバーユース症候群」の子はどうするのか?

 

答えはとてもシンプルです。再び、機能回復を促してやれば良いんです。

 

脳には「神経可塑性」といい、「再学習」する能力があります。

 

いつからでも、全く遅くは無いんです。

まとめ

子供の体は十分に発達していない(特に足指)

 

インソールやタオルギャザーは根本的には効果がありません


機能を取り戻すことが大前提です。

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