オーバーユースの子供の足アーチが無い問題
オーバーユース症候群の足アーチ問題
こんにちは、三代目院長の増田博之です。
いつも、ブログへの訪問ありがとうございます。
「オーバーユース症候群の足のアーチが無い問題」について、お話してみたいと思います。
オーバーユース症候群の足の疾患で代表的といえば
疲労骨折、アキレス腱炎、シンスプリント、ジャンパー膝、オスグッド、外脛骨、シーバー(セーバー)病、衝突性外骨腫などがあります。
どれも衝撃や伸縮性に耐えられず、痛みは組織の破断を起こしてしまいます。
つまり、「衝撃吸収出来ないアーチ」に問題があります。
疾患別で分ける意味なんて、本来無いんです。
足のアーチは、衝撃吸収とバネを作ることにあります。
それが、「消失または異常に骨のアーチが高い」場合があります。
アーチ低下の原因は?
ずばり、「赤ちゃん時代の足の母指球の使用頻度の低さ」にあります。
最近では、早期教育により、早期立位や早期座位などが多く推奨されています。
これでは、足の機能が十分に発達することはありません。
「足の靴下」を履かせたりする親も多いですね?
「インソール」の入ったカッコイイ靴を履いていますよね?
子供に親指や足指を使う機会ありますか?
幼児期に、床との関係性を学ぶことによって
しっかりとした「足のアーチ」が形成されます。
裸足教育はそれをサポートするものです(安易に裸足が良い訳じゃない)
では、「オーバーユース症候群」の子はどうするのか?
答えはとてもシンプルです。再び、機能回復を促してやれば良いんです。
脳には「神経可塑性」といい、「再学習」する能力があります。
いつからでも、全く遅くは無いんです。
まとめ
子供の体は十分に発達していない(特に足指)
インソールやタオルギャザーは根本的には効果がありません
機能を取り戻すことが大前提です。