増田整骨鍼灸院

創業60年の老舗整骨院

足のオーバーユース症候にインソール敷いてはいけない!

インソール

 インソール意味ない!?

 

足のジャンパー膝疲労骨折やシンスプリントなどがあります。

 

よく聞く治療方法の一つが「インソール」です。

 

通称、「足底板」とも言います。

 

インソールを挿入して、体のバランスを取ることにより、痛みを取る方法です。

 

理論としては、足から荷重バランスを変えて痛みを軽減するものです。

 

一般的な処方としては、「内側アーチ」を補強するものや「横アーチ」をサポートするものがあります。

 

当院でも、昔は外脛骨やオスグッドやシンスプリントなどに使用しておりました。

 

では、なぜ私がインソール否定派になったかを説明したいと思います。

 

インソールが嫌いな理由

 

理由は2つあります。

 

1つは、片方だけに処方することが多いからです。

 

このせいで、「反対の足」に物凄く負担がかかることです。

 

身体はバランスを取っています。

 

基本的には、片方に何かをすると必ず「代償動作」を学習します。

 

それにより、痛みは取れるかもしれません。

 

しかし、「外すタイミング」で正しい動作が獲得されている訳では決してないのです。

 

だから、「痛み」が再発する可能性があります。

 

最悪は、癖が残ってしまうことです。

 

二週間程度はインソールで、日常を送ることになります。

 

非常に、不自然な治療です。まだ、安静の方がましです。

 

そして、痛みがなくなれば即復帰というのもよく見かけるケースがあります。

 

慎重に復帰しなければ何の意味もありません。

 

2つ目は、足のアーチが硬化」してしまうからです。

 

現在の靴では、元からインソールのようなものが入っています。

 

ここにさらにインソールを引くと、足底腱膜が下敷きを引いた状態になります。

 

二重に邪魔をするわけです。これで、足のバネが全く無視されます。

 

ずっと、継続的に圧迫されている状態です。

 

これが本当に最悪です。大事な足のアーチを無視することです。

 

足と床の関係性によって、股関節や膝は成り立っています。

 

以上の理由において、私はインソールは不要と感じております。

 

現在、足の疾患でお困りの方はぜひLINE@にてご相談してみてください。

 

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骨折後のランニングはいつから?

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骨折後のランニングはいつから?

 
結論からいいます。

 

「ランニングはいいです」

 

ただし、「順番」があります。

 

いきなりの強度で、リハビリを許可するところがめちゃくちゃ多い。

 

メディカルからアスレチックへリハビリを展開します。

 

その後に身体のバネを獲得して、ランニングの跳躍系に進むのがデフォルトです。

 

もう一度いいますが、「順番」を踏む事はとても大事です。

 

患部の状態がよくなっても、日常に返ってもらうまでが治療ではないでしょうか?

 

例えば、マラソンを趣味にしている人が、足首を骨折して一ヶ月ギプス固定やオペをした人がいたとしましょう。

 

松葉杖にて、完全に足を上げて生活し、2週間に一回程度の診察をします。

 

だんだんと固定が短くなり、そろそろ外すような状態になりました。

 

あなたは、患部を見てビックリします。

 

「痩せたような気がする?」

 

そんな中、医師にこういわれます。

 

んじや、もう外して歩きましょう。

 

さらに、2週間経過します。

 

日常生活にも余裕が出てきています。

 

もうすぐ、ランニングしたいなー!と思い始めます。

 

先生に聞いてたら

 

「骨はくっついているから、もう大丈夫だよ」

 

「あなたは安心して、走り出します」

 

ここで、100%あなたの足首の未来当てましょう。

 

「足首の違和感が残り、マラソンレベルには到底戻れません」

 

なぜ元の状態になれないのか?

病院は、「画像所見」をメインにしか見ません。

 

骨癒合さえすれば、責任は回避できます。

 

リハビリや違和感や痛みや不安など、誰もサポートしてくれません。

 

外傷系からの復帰をこの国では、サポートしてくれる人はいません。

 

結局は、個人的責任に任されています。

 

よく患者さんが、いわれる言葉があります。

 

「適当に動いてみて」

 

「もう走ってもいいよ」

 

「痛くても使わなきゃダメだよ」

 

こんな、無責任な言葉ってあります?

 

患者さんは素人ですよ?

 

ただでさえ、患部はギプス固定でカチカチですし、固定外れたと思ったら動け!

 

ありえないでしょ?

 

でも、これが今の医療のリハビリです。

 

病院では、人は治りません。

 

残念ながら、私たちのような、伝統的な職人も全国的にはもうありません。

 

この国では、リハビリ難民が溢れています。

 

リハビリの最後の光として、黙々とデータを取り継承していくしか道はありません。

 

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骨折後の腫れが引かない

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骨折後の腫れが引かない

みなさん、骨折や捻挫をした後やオペ後に

 

あれ?何かまだ腫れている気がする」

 

と感じたことはありませんか?

 

これは、結論からいいますね。

 

「急性期の固定期間が長い」からです。

 

理由を説明しますね。

 

受傷をして診察を受けます。骨折や捻挫の「診断」をうけます。

 

そして、それに応じた「サポーターや装具など固定」をします。

 

次の診察まで、「相当な日数」が空きます。

 

ドクターの診察は、1〜2週間ごとに診察があります。

 

レントゲン画像をみる程度です。触診することも少ないです。

 

あとは、指示通りの処置を理学療法士さんが「リハビリ」をするだけです。

 

病院は「システム化」していないと、「大人数」は捌けないからです。

 

この国では、オーダーメイドな治療が受けられる事はありません。

 

仕方のないことかもしれません。

 

骨折の腫れが引かない人は、患部の管理不足です。

 

私は治療が特別にうまいわけでも、神の手を持っているわけでもないです。

 

ただ、毎日必死に患部を観察して、処置しているだけなんです。

 

骨折処置というのは、簡単なんですが手間がかかります。

 

腫脹を綺麗に引かす事に徹底的に拘る事が必要なんです。

 

その怠慢が、「骨折後の腫れが引かない原因」です。

 

それだけではない?

 

そして、問題はこの他にもあります。

 

整形外科を卒業して、痛みが残ってしまった場合みなさんどうしますか?

 

選択肢は色々あります。

 

整骨、整体、鍼灸、ジム、筋トレ、マッサージ、カイロ、ヨガ、ピラティスなどですね。

 

残念ですが、、、怪我を見たことがある人間はこの中にはいません。(整骨も99%は捻挫すら見れない)

 

ですので、骨折や捻挫の後遺症を治せる訳ありません。

 

外傷専門なんか流行らないし、ニーズも少ないです。

 

昔は、病院でもバンバン骨折などを整形外科から回してもらっていました。

 

今はその数は激減しています、、、。

 

私の父ぐらいの年代65歳ぐらいの先生は完全に職人の方がおられます。

 

しかし、これからの若い世代は治療にすら興味を持っていません。

  

伝統の骨つぎもいなくなる世の中で、今後も外傷後遺症は増えていくでしょう。

 

30代の若い治療家は、難病にチャレンジする気概を持ってほしいです。

 

現在、crpsやジストニアやその他後遺症で病院にいっても効果がない人

 

困っている方がいれば、ぜひご相談ください。 

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骨折捻挫後の歩き方戻る?

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「骨折捻挫後の歩き方戻る?」

 

よく言われることなので、お答えします。

 

患者様が気にしている歩き方は跛行といいます。

 

骨折や捻挫で、固定をした際に足を引きずるような歩き方になります。

 

専門用語で「跛行」といいます。

 

「このような、歩行は取れるのか?」

 

「もしかすると、いつまでも残ってしまうのか?」

 

という不安が、誰でもあると思います。

 

まず、一般的な「跛行」というものを説明しますね。

 

例えば、あなたが「右足」を怪我したとしましょう。

 

ここで、あなたは日常生活を送りますよね?

 

その時に、わざわざ痛い方の右足に体重をかけますか?

 

答えは「ノー」ですね。

 

固定や痛みによってですが

 

左足、つまり反対側に体重を乗っけるでしょう。

 

受傷してから、このように左右に体を振って歩くでしょう。

 

2、3日では問題ないです。

 

しかし、これが数週間も経過すると「癖」として認識します。

 

これを「代償動作」といいます。

 

なぜ、代償動作から跛行が起きるのか?

 

理由は2つあります。

 

一つ目は、「不必要な固定期間」

 

はっきりいって病院は固定しすぎです。無駄に長い。

 

当院は、特殊な処置で固定しないことが多いです。

 

この「固定の怖さ」をほとんどの医療関係者は理解できていないんです。

 

二つ目は、「痛みの個人差」

 

痛みの感じ方は「千差万別」です。

 

これを説明し、納得していないから難病が生まれる。

 

よくいいますよね?

 

「リハビリは関節がガチガチになるからね〜頑張っていこうね!」

 

もうね。アホかといいたいですね。

 

リハビリの常識は「身体が固まる」のが前提となっています。

 

これら二つの原因で、骨折後の歩き方はおかしくなっています。

 

まとめ

跛行は「固定期間と痛みの個人差」で起こる。

 

代償動作が「理解」できていると「歩き方」は戻すことは可能。

 

なぜなら、なぜこのような歩き方になるかを「理解」しているからです。

 

なんだか、当たり前のことを説明していますが、大事なことです。

 

骨折や捻挫もしくは後遺症で、お困りの方はぜひ気軽にご相談ください。

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足首捻挫はなぜ治らないのか?

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足首捻挫がなぜ治らないのか?

 
原因が2つあります。

 

1つ目は

 

「リハビリ不足」にあります

 

みなさんは、足関節捻挫が治癒する期間をご存知ですか?

 

通常で「2週間〜3週間程度」と言われています。

 

この期間の間には「急性期、亜急性期、慢性期」の3つのステージがあります。

 

これらは炎症のステージを急性期から順番に表しています。

 

例えるなら、大火事→中火事→ボヤ程度ですね(笑)

 

「急性期から亜急性期」に腫れが残存し、残ると「慢性的」な痛みになるんですね。

 

もちろん、自然治癒するケースもあります。

 

現代医学では急性期は固定し、安静にすることが基本です。

 

これは、どんだけ有名なドクターでもそうです。

 

しかし、私たち一部の伝統的な「骨つぎ治療」では、急性期から処置します。

 

そして、ずっと管理して患部を処置します。

 

徹底的な管理です。これが最速に治ります。

 

なぜなら余分な腫れを散らし、再吸収させること。

 

これが、後遺症を残さないために必須だからです。

 

実は、海外のトップ選手は急性期から治療を受けている人も多いです。

 

残念なことですが、急性期からこの国では「事なかれ主義」です。

 

積極的に治すこともなく、ましてや「将来の後遺症」のことなど考えてはいません。

 

言い換えると、「リハビリに向けての処置不足」という言い方になります。

 

2つ目は

 

「複合損傷だった場合」

 

捻挫が治りにくい場合は、次のケースがあります。

 

骨の中の傷(骨挫傷)やリスフラン関節、ショパール関節などの捻挫です。

 

これらが見逃されている場合があります。

 

なぜかといいますと、「レントゲンのみの診断」が多いからです。

 

捻挫だけでは、MRIを取るようなところはなかなかありません。

 

 そして、「腱脱臼」などは腫脹にかくれてしまっています。

 

後から所見として、出てくる場合があります。

 

まとめ

 

「足首捻挫は治りにくい」と思われています。

 

見逃しやリハビリが背景として存在しています。

 

捻挫といっても、されど捻挫です。

 

捻挫をみれない、この国の現状にうんざりします。

 

現在、お悩みなどあればLINE@にて相談してみて下さい。

 

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オーバーユース症候群はサポーター捨てろ

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オーバーユース症候群はサポーター捨てろ!

 

サポーターは何のために装着するか?

 

これは、関節を止めて「患部の痛み」を抑えるためのものです。

 

そのために、使用および処方されます。

 

これだけでは何が問題なのか?理解できませんね。

 

それでは、一緒に考えていきましょう。

 

まず「痛みを取る」と聞こえはいいです。

 

しかし、言い換えると関節を「固定」化してしまう。

 

人間の体は「多関節」の動きの「連動」です。

 

「固定」しては滑らかな動きは出ません。

 

つまり、固定をすることにより「痛みをごまかす」訳なんです。

 

そして、試合やら練習に出れるようになるわけですよね?

 

人間は弱いもんで、一度サポーターをしてしまうと、頼ってしまいます。

 

サポーターの何が悪いのか?

 

痛みだけが取れるんであれば、何もこんなに文句はいいません。

 

問題はサポーターをつけたまま「動き」が変化してしまうからです。

 

何度もこのブログで申し上げております。

 

人間は「代償動作」の天才なんです。

 

代償動作とは、「かばって動ける」能力のことです。

 

この脳の天才的な能力が「裏目」に出ると

 

サポーターを外す事が困難な状態になります。

 

そして、「サポーターを外しても」痛みを引き起こします。

 

身体は全体的として機能しており、一部を固定してしまうのは、異常な事なんです。

 

例えば、右足にテーピングを巻いて一日中歩いてみてください。

 

左足から、順番に体中が痛くなります。

 

容易に想像できますよね?

 

んで、サポーターは大丈夫?

 

んな訳ないでしょ。もっと硬いんですよ?

 

ギブスはいわずもがな。後遺症のカテゴリーをまたのぞいてください。

 

解決策

 

とにかく、痛くてもサポーターをつけない。

 

アイシングやリハビリで動きの獲得を目指すことが一番大事。

 

リハビリに関しては他のページに説明してます。

 

その場しのぎは、「引退試合」ぐらい。

 

身体の声を無視しないことが一番大事なこと。

 

現在、お悩みの方や相談したい方はぜひLINE@でご質問ください。

 

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オーバーユースから疲労骨折へ

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オーバーユース症候群から疲労骨折


オーバーユース症候群から、悪化すると「疲労骨折」に移行する場合があります。

 

基本的に骨は常に、「破壊と再生」を繰り返しています。

 

普通の骨も「四ヶ月前後」で全ての細胞が入れ替わります。

 

ですので、このサイクルが壊れてしまうと、、、

つまり、「破壊」が「再生」速度を上回ると疲労骨折に至ります。

 

疲労骨折の原因

 

1つは

 

「激しい衝撃」です。

 

つまりは、オーバートレーニングによります。

 

ですが、疲労骨折に至る人と至らない人がいますよね?

 

この背景には、栄養や発育不全が原因にあると感じています。

 

元からの「体の頑丈さ」が失われていると感じています。

 

だから、「昔と同じトレーニング」をしていても

 

疲労骨折してしまうのでないでしょうか?

 

2つ目は

 

「質的栄養不足」です。

 

たんぱく質に含まれるコラーゲンはカルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラルが組み合わされて骨の強度・弾力・耐性を作り出しています。

 

つまり、「高たんぱく」を目指したバランスの良い食事をするべきです。

 

しかし、現在の野菜や穀物の現状をしっていますか?

 

痩せた土地や化学肥料により栄養価が昔と比べて栄養低下になっています。

 

ですので、プロテインやサプリなどで積極的に栄養摂取する必要性があります。

 

大きく分けると

 

2つの原因でオーバーユース症候群から疲労骨折が起こる原因となっています。

 

絶対に骨折するな!

 

疲労骨折になると、少なくとも数ヶ月休まなければなりません。

 

この間は骨折扱いになりますので、かなり歯痒い気持ちになります。

 

実際、二週間程度で日常生活には支障がなくなるからです。

 

そこからは、「病院での骨癒合待ち」になります。

 

個人的な意見ですが、栄養と練習で100%予防できます。

 

日本の指導者は、疲労骨折にはもっと責任を、持つべきです。

 

時代が無理なら、個人で身を守っていかなければなりません。

 

ご質問がある方はぜline@にて気軽にどうぞ!

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