骨折捻挫後の歩き方戻る?
「骨折捻挫後の歩き方戻る?」
よく言われることなので、お答えします。
患者様が気にしている歩き方は「跛行」といいます。
骨折や捻挫で、固定をした際に足を引きずるような歩き方になります。
専門用語で「跛行」といいます。
「このような、歩行は取れるのか?」
「もしかすると、いつまでも残ってしまうのか?」
という不安が、誰でもあると思います。
まず、一般的な「跛行」というものを説明しますね。
例えば、あなたが「右足」を怪我したとしましょう。
ここで、あなたは日常生活を送りますよね?
その時に、わざわざ痛い方の右足に体重をかけますか?
答えは「ノー」ですね。
固定や痛みによってですが
左足、つまり反対側に体重を乗っけるでしょう。
受傷してから、このように左右に体を振って歩くでしょう。
2、3日では問題ないです。
しかし、これが数週間も経過すると「癖」として認識します。
これを「代償動作」といいます。
なぜ、代償動作から跛行が起きるのか?
理由は2つあります。
一つ目は、「不必要な固定期間」
はっきりいって病院は固定しすぎです。無駄に長い。
当院は、特殊な処置で固定しないことが多いです。
この「固定の怖さ」をほとんどの医療関係者は理解できていないんです。
二つ目は、「痛みの個人差」
痛みの感じ方は「千差万別」です。
これを説明し、納得していないから難病が生まれる。
よくいいますよね?
「リハビリは関節がガチガチになるからね〜頑張っていこうね!」
もうね。アホかといいたいですね。
リハビリの常識は「身体が固まる」のが前提となっています。
これら二つの原因で、骨折後の歩き方はおかしくなっています。
まとめ
跛行は「固定期間と痛みの個人差」で起こる。
代償動作が「理解」できていると「歩き方」は戻すことは可能。
なぜなら、なぜこのような歩き方になるかを「理解」しているからです。
なんだか、当たり前のことを説明していますが、大事なことです。
骨折や捻挫もしくは後遺症で、お困りの方はぜひ気軽にご相談ください。