増田整骨鍼灸院

創業60年の老舗整骨院

骨折捻挫後の歩き方戻る?

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「骨折捻挫後の歩き方戻る?」

 

よく言われることなので、お答えします。

 

患者様が気にしている歩き方は跛行といいます。

 

骨折や捻挫で、固定をした際に足を引きずるような歩き方になります。

 

専門用語で「跛行」といいます。

 

「このような、歩行は取れるのか?」

 

「もしかすると、いつまでも残ってしまうのか?」

 

という不安が、誰でもあると思います。

 

まず、一般的な「跛行」というものを説明しますね。

 

例えば、あなたが「右足」を怪我したとしましょう。

 

ここで、あなたは日常生活を送りますよね?

 

その時に、わざわざ痛い方の右足に体重をかけますか?

 

答えは「ノー」ですね。

 

固定や痛みによってですが

 

左足、つまり反対側に体重を乗っけるでしょう。

 

受傷してから、このように左右に体を振って歩くでしょう。

 

2、3日では問題ないです。

 

しかし、これが数週間も経過すると「癖」として認識します。

 

これを「代償動作」といいます。

 

なぜ、代償動作から跛行が起きるのか?

 

理由は2つあります。

 

一つ目は、「不必要な固定期間」

 

はっきりいって病院は固定しすぎです。無駄に長い。

 

当院は、特殊な処置で固定しないことが多いです。

 

この「固定の怖さ」をほとんどの医療関係者は理解できていないんです。

 

二つ目は、「痛みの個人差」

 

痛みの感じ方は「千差万別」です。

 

これを説明し、納得していないから難病が生まれる。

 

よくいいますよね?

 

「リハビリは関節がガチガチになるからね〜頑張っていこうね!」

 

もうね。アホかといいたいですね。

 

リハビリの常識は「身体が固まる」のが前提となっています。

 

これら二つの原因で、骨折後の歩き方はおかしくなっています。

 

まとめ

跛行は「固定期間と痛みの個人差」で起こる。

 

代償動作が「理解」できていると「歩き方」は戻すことは可能。

 

なぜなら、なぜこのような歩き方になるかを「理解」しているからです。

 

なんだか、当たり前のことを説明していますが、大事なことです。

 

骨折や捻挫もしくは後遺症で、お困りの方はぜひ気軽にご相談ください。

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